
自転車がパンクする原因は?直近100台の修理実績から原因別割合を調べてみました‼︎
2026年08月09日 18:44
「自転車がパンクした」と聞くと、
「釘やガラスなど、何か尖ったものを踏んだのかな?」
と思う方も多いのではないでしょうか。
もちろん、異物が刺さってパンクすることもあります。
しかし、実際に自転車の修理をしていると、異物以外にもさまざまな原因でパンクや空気抜けが起きていることが分かります。
そこで今回は、MIDORI自転車出張修理が実際に対応した直近100台の「パンクが疑われた自転車」の修理実績を修理カルテをもとに振り返り、
原因別に分類してみました。
※全国規模の統計と比べれば少ない母数ではありますが、
実際の修理現場ではどのような原因が多いのか、その傾向を知っていただく参考になれば幸いです。
MIDORIの直近100台|パンク原因別の割合
直近100台の修理実績を原因別に分類した結果は、次のようになりました。
1位 チューブ摩耗:33台
2位 タイヤ摩耗:21台
3位 リム打ち:17台
4位 異物刺さり:16台
5位 虫ゴム原因:7台
6位 要因を断定できなかったもの:6台
※MIDORIが実際に対応した直近100台の「パンクが疑われた自転車」を独自に分類・集計したものです。全国の自転車全体のパンク原因を示す統計ではありません。
「何かを踏んだからパンクした」は16%でした
今回集計してみて、特にお伝えしたいのがこの部分です。
釘や金属片、ガラスなどの異物が刺さったことが原因だったケースは16%でした。
一方で、
チューブ摩耗33%+タイヤ摩耗21%=54%
MIDORIの実績では、半数以上がタイヤまたはチューブの摩耗に関係するものでした。
「パンク=何か尖ったものを踏んだ」
というイメージを持たれている方も多いと思いますが、実際の修理現場では、日々の使用による消耗や劣化が関係しているケースも多くあります。
それでは、それぞれの原因を詳しく見ていきます。
1.最も多かった「チューブ摩耗」33%
今回の集計で最も多かったのが、チューブの摩耗によるパンクでした。
チューブの寿命、というよりは普段の空気圧不足が原因でチューブが弱ってしまったケースが大半でした。。
自転車のチューブはタイヤの内側に入っているため、普段は状態を見ることができません。
長期間使用していると、チューブとタイヤ内部との擦れなどによって少しずつ傷み、穴が開いてしまうことがあります。
この擦れは、空気圧が少ない事により摩耗が早まってしまいます。
タイヤの外側を確認しても釘やガラスなどが見つからないのに、タイヤを外してチューブを確認すると摩耗していた、というケースもあります。
また、チューブ全体の劣化が進んでいる場合には、一か所だけ穴を塞いでも別の場所から再び空気が漏れる可能性があります。
MIDORIではチューブの状態も確認し、修理で十分なのか、それとも交換した方が安心なのかを判断しています。
チューブが傷む原因について詳しくまとめたブログをご覧ください。
▶空気圧不足がチューブを傷める理由とは?整備士がわかりやすく解説

2.タイヤ摩耗・劣化 21%
2番目に多かったのが、タイヤそのものの摩耗や劣化です。
タイヤは走行するたびに路面と接触する消耗品です。
長期間使用すると、
接地面がすり減って薄くなる
タイヤ側面にひび割れが発生する
ゴムが硬くなる
内部の繊維やコードが見える
一部分が変形・膨張する
といった症状が現れることがあります。
実際の修理でも、パンクの直接的な原因だけを見れば修理できそうでも、タイヤ自体の劣化がかなり進んでいるケースがあります。
その状態でチューブだけを修理しても、タイヤの劣化によって再びトラブルが起きる可能性が高いと判断した場合には、状態をご説明したうえでタイヤ・チューブ交換をご提案しています。
タイヤは接地面の溝だけでなく、側面のひび割れなども重要な交換サインです。
※ここで言うタイや摩耗は、厳密にはタイヤ&チューブの摩耗です。タイヤが摩耗していて中身のチューブが元気な事はあまりありません。
タイヤの摩耗具合や交換時期について、詳しくまとめたブログをぜひご覧ください
▶自転車のタイヤ交換は本当に必要?交換時期・見分け方を整備士が解説/足利市のMIDORI自転車出張修理


3.リム打ちパンク 17%
3番目に多かったのが、リム打ちパンクでした。
リム打ちは、タイヤの空気が少ない状態などで段差や縁石に強く乗り上げた際に、チューブがタイヤとリムの間に挟まれて穴が開いてしまうパンクです。
チューブに特徴的な2か所の穴が開くこともあり、その形から「スネークバイト」と呼ばれることもあります。
「昨日までは普通に乗れていたのに、段差を越えた直後から急に空気が抜けた」
という場合には、リム打ちが原因になっていることがあります。
特に注意したいのが空気圧不足です。
タイヤの空気が少ないと、段差などから受けた衝撃を十分に吸収できず、リム打ちのリスクが高くなります。
日頃から適正な空気圧を保つことは、パンク予防として非常に重要です。
リム打ちパンクについて詳しくまとめたブログをご覧ください。
▶足利市で意外と多い「リム打ちパンク」とは?原因や防ぐ方法を整備士が解説

4.釘・金属片などの異物刺さり 16%
4番目が、一般的に「パンクの原因」としてイメージされやすい異物刺さりでした。
釘、金属片、ガラス片などがタイヤに刺さり、そのままチューブまで貫通して穴を開けてしまうケースです。
MIDORIが実際に対応した修理でも、タイヤを確認すると小さな金属片や目で見るのもやっとなくらい小さな植物のトゲが刺さっていたことがあります。
この場合に重要なのが、単純にチューブの穴だけを塞がないことです。
タイヤ内部に異物が残ったままチューブを修理すると、せっかく直したチューブに再び異物が当たり、すぐに再パンクしてしまう可能性があります。
そのためMIDORIでは、パンク修理の際にタイヤ内部も確認し、原因となった異物が残っていないかをチェックしています。
5.虫ゴムが原因 7%
一般的なシティサイクルやいわゆるママチャリに多く使用されている英式バルブには、「虫ゴム」という小さなゴム部品が使われているものがあります。
この虫ゴムが劣化すると空気を正常に保持できなくなり、
「タイヤに穴が開いたと思っていたら、実は虫ゴムが原因だった」
ということがあります。
特に、
「空気を入れても数日すると減ってしまう」
という場合は、必ずしもチューブに穴が開いているとは限りません。
虫ゴムは比較的小さな部品ですが、自転車の空気を保持するうえで重要な役割を持っています。
なお、バルブの種類によって構造は異なるため、すべての自転車に虫ゴムが使用されているわけではありません。

6.要因を断定できなかったもの 6%
パンク修理では、必ずしも原因を100%特定できるとは限りません。
例えば、
刺さっていた異物がすでに抜け落ちている
複数の原因が重なっている
使用状況から一つの原因に絞り込めない
といったケースがあります。
MIDORIでは、原因が特定できない場合に無理に「これが原因です」と決めつけることはしません。
タイヤ、チューブ、リム、バルブなどを確認し、考えられる原因と現在の自転車の状態をご説明したうえで修理を行います。
パンクは「運」だけではありません
今回、直近100台を集計してみて改めて分かったのが、
パンク=何か尖ったものを踏んだ
とは限らないということです。
MIDORIの修理実績では、
チューブ摩耗 33%
+
タイヤ摩耗 21%
で、合計54%。
半数以上がタイヤやチューブの摩耗に関係していました。
もちろん、異物刺さりのように完全に防ぐことが難しいパンクもあります。
しかし、タイヤやチューブの状態、空気圧などを定期的に確認することで、防げる可能性のあるパンクも少なくありません。
自転車のパンクを予防するために
特別な整備を毎回行う必要はありません。
まずは、
定期的に空気を入れる
空気圧についてはこちらのブログを是非ご覧ください
タイヤの接地面が極端にすり減っていないか見る
タイヤ側面にひび割れがないか確認する
タイヤに異物が刺さっていないか確認する
長期間使用しているタイヤ・チューブは状態を確認する
といったことから始めてみてください。
特に空気圧の確認は、自宅でもできる重要なメンテナンスの一つです。
タイヤの空気は、パンクしていなくても時間の経過とともに少しずつ抜けていきます。
「パンクしていないから大丈夫」ではなく、定期的に空気を補充することがタイヤやチューブを長持ちさせることにもつながります。
MIDORIでは「なぜパンクしたのか」まで確認します
パンク修理というと、
「穴を見つけて塞いで終わり」
と思われるかもしれません。
しかしMIDORIでは、穴を修理することだけではなく、なぜパンクしたのかを確認することも大切にしています。
異物が残っていないか。
タイヤが摩耗していないか。
チューブ全体が傷んでいないか。
空気圧不足によるリム打ちではないか。
バルブ周辺に問題はないか。
原因を確認することで、同じトラブルを繰り返すリスクを少しでも減らせるよう努めています。
また、パンク以外にも気になる箇所があれば、自転車全体の状態を確認しながらご説明しています。
MIDORIは修理カルテをお客様にお渡しすることで、お伝えしたことを形に残しています。
▶自転車修理は「直して終わり」ではない|MIDORIの修理カルテと整う点検について
足利市と佐野市で自転車のパンク修理にお困りならMIDORIへ
MIDORIは、足利市を中心に自転車の出張修理を行っています。
パンクしてしまった自転車を、お店まで押して持っていく必要はありません。
ご自宅や職場、駐輪場など、ご指定の場所まで伺って修理いたします。
「朝、自転車に乗ろうとしたらタイヤがペチャンコだった」
「パンクしたけど自転車店まで持っていけない」
「パンク修理だけで大丈夫なのか、タイヤも見てほしい」
「最近何度も空気が抜ける」
そんな時もお気軽にご相談ください。
パンクした箇所だけを見るのではなく、原因を確認し、これからも安心して乗れる状態へ。
MIDORI 自転車出張修理がお手伝いいたします。
パンクした時のMIDORIの修理金額については、別ページで詳しくまとめています
金額以上のご満足を頂けるよう、日々励んでおりますので是非ご依頼をご検討下さいませ。

MIDORI自転車出張修理
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